ニュースと経験と勘と・・・が今までのやり方

『 システムトレード(シストレ) 』とは、
人間の感情を排除して、機械的に取引するトレード手法のことをいいます。

これに対して機械的なシステムに頼らず、
個人の感覚によって売買判断する手法を 『 自己裁量トレード 』 といいます。
通常、皆さんが行っているトレード手法は、ほとんどが 『 自己裁量トレード 』 であるといえます。
つまり、個人の判断や勘によって買い時・売り時を決定し、取引をしているわけです。

たとえば、

「○○の金利が下がりそうだから△△通貨を売っておこう。」
「経済指標が ○○ となったので△△通貨を買ってみよう。」
「米国は住宅問題があるからドルは売ろう。」
「FXアナリストが ○○ というからポンドを買っておこう。」

等々。

自己裁量トレード(図)


「自己裁量トレード」は不安定です
「自己裁量トレード」は不安定(図)

ところがこの数十年間の世界中のプロトレーダー成績を調査してみた結果、
こうした 『 自己裁量トレード 』だけで安定的に収益を上げている人は、
ほとんどいないという事が明らかになっています。

極論を言えば、自己裁量トレードによる価格の予測はオカルトとまで言われています。
(東京大学教授野口悠紀夫「金融工学、こんなに面白い」参照)
これは、FXにかぎらず、日経225のような株価指数、商品先物、個別株式、いずれにおいても当てはまります。
プロトレーダーですら『自己裁量トレード』で安定収益が上がられないのですから、個人投資家が安定して勝てないのも納得できます。

人間は感情の動物です。
自分がポジションを持った(相場にエントリーした)際に立てた仮説が崩れた(否定された)とき、それを冷徹に認めることが出来きません。
たとえば、具体例でいうと、米ドル安円高を予想して米ドルを売ったとします。
ところが自分の予想がはずれて相場が思った方向と逆行した際、人間は往々にして即座に負けを認めず、「今の動きは株価に振られた一瞬のものですぐに自分の仮説どおりに動くはず。」と自分の当初の仮説を正当化(合理化)します。
また、自分なりの経験則(独自のルール)に基づきチャートを見ながら売買してはみるものの、ほとんどは素人の持つ、まったく体系化されていない非科学的な浅知恵ですから、
感情に揺さぶられてしまい、安定的に勝てません。



コンピューターシステムの活用
データを元にした統計解析(図)

一方、システムトレード(シストレ)では、個人投資家の直感や誰でも入手できる経済ニュースなどで右往左往して売買判断することなく、売買のタイミングは、すべてコンピュータ分析で決定します。
システムトレード(シストレ)は、複数のテクニカル指標をコンピュータシステムとしてプログラミング化し、

『システムが買いのサインを出したらば、買いの注文を出す。』
『システムが売りのサインを出したらば、売りの注文を出す。』

という非常にシンプルで分かりやすい投資手法なのです。
この作業を、毎時、毎日、毎月、毎年、繰り返します。

システムトレード(シストレ)は、人が元来持つ、投資にマイナスである『「欲望」『恐怖』などを介さずに淡々と売買することにメリットがあります。

すでに日本でも、プロトレーダーのみならず、一部の個人投資家はシステムトレードを実践して運用成績を安定化させはじめています。
人間のあいまいな投資判断を徹底的に排除した成果、というわけです。





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